BCMからPhycaへの技術移転:20年の研究を事業化する知財戦略

🔬ひとことで言うと:深澤さんが20年以上かけて研究した技術を、Phycaがぜんぶ引き継いだ。研究で止まっていた技術を、みんなの役に立つ事業にするのがPhycaの仕事だよ。

多くの環境技術が実証で止まるのは、事業化主体が現れないから。BCM(深澤文夫氏)が20年以上かけ、NEDOプロジェクト(2億1,400万円)で実証した技術を、Phycaは丸ごと継承した。

特許権・ノウハウ・14海域のフィールドデータ・パートナーシップを引き継ぎ、20年分の学習コストをゼロにした事業スタートを実現。

  • 特許:フルボ酸鉄徐放ブロック製造・設置
  • データ資産:14海域の海底環境データ(2008〜2023年)
  • AIプラットフォームが蓄積する独自学習資産

技術移転は終点ではなく、次の20年の起点だ。

BCM特許群のスコープと三重防御戦略

特許クレーム構造:①材料組成特許(腐植物質+鉄含有材料の特定配合比での固化ブロック)、②方法特許(ブロックを用いた海洋への鉄供給方法・施工手順)、③従属クレーム群(原料種別・粒径・固化条件——競合品の回避困難化)。

初期特許の満了に対する三重防御:

  • 改良特許:AI最適化配合(機械学習による海域別カスタマイズ)を新規出願予定
  • ノウハウ:フルボ酸源の品質評価手法・施工条件データベースは特許非公開部分として秘匿
  • 標準化:Jブルークレジット方法論へのBCM技術記載→業界標準として固定化

20年分の失敗データ・海域別知見・規制当局との関係資産を含む包括的事業譲渡であり、後発参入者が模倣困難な参入障壁を形成している。

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