🌊ひとことで言うと:海の森は魚を育て、水をきれいにし、CO₂を吸い、波から町を守っている。お金に換算すると、1ヘクタールで年間数百万円の価値があるんだよ。
沿岸・海洋生態系が提供する生態系サービスは地球全体の約46%を占める。日本の藻場は1haあたり年間数百万円の経済価値があるとされるが、市場価格に反映されてこなかった。
- 漁業生産基盤:アワビ・ウニ・魚類の育成場
- 水質浄化:富栄養化物質の吸収
- 沿岸保護:波力減衰による防災機能
- 炭素固定:ブルーカーボン
Phycaはこの多面的な価値を複合的に設計・収益化するビジネスモデルを、JFE・NESPAとのパートナーシップで構築している。
SEEA枠組みによる藻場の経済価値評価
国連SEEA(環境経済統計システム)で藻場の4カテゴリ評価:
- 供給サービス:コンブ場1haあたり漁業生産価値200〜500万円/年
- 調整サービス:炭素固定21〜40万円/ha/年(Jブルー価格×固定量)+窒素・リン吸収
- 生息地サービス:仔魚育成場としての最終漁獲価値800万〜2,000万円/ha/年相当(移転価値法)
- 文化サービス:磯観察・ダイビング50〜150万円/ha/年(旅行費用法)
合計:健全なコンブ場1haの年間生態系サービス総価値は1,000万〜3,000万円。藻場造成コスト(Phyca方式)は初期500〜1,000万円・維持50〜100万円/年で、投資回収期間1〜3年(割引率3%)。Phycaは独自の生態系サービス評価レポートをクレジット購入企業に提供し、自然資本会計の実装を支援している。