🏷️ひとことで言うと:オーガニック野菜は化学肥料を使わない野菜のこと。海藻の肥料は天然だから、このルールにぴったり合うんだよ。
農水省は2050年までに農地の25%(100万ha)を有機農業に転換する目標を掲げる。JAS有機認証に適合した資材確保が農家の最大課題だ。
海藻由来肥料は天然由来でJAS有機規格の許容資材に該当し得る。Phycaは藻場回復で得た海藻を認証適合資材として製品化を視野に入れている。
- JAS有機:化学合成肥料・農薬の使用禁止
- 海藻資材:天然由来でJAS適合可能
- EU有機・米国NOPとの整合も重要
石垣島ゆいまーる牧場との連携は、輸出向け和牛の付加価値向上という明確な経済目的に基づく。
JAS有機規格の法的精査:海藻資材の適合条件
有機JAS(農林水産省告示第1605号)の別表1(使用可能な土壌改良資材)における海藻系資材の分類:
- 海藻粉末・海藻抽出液:第6項「植物性の土壌改良資材」として原則使用可(化学処理なしが条件)
- アルギン酸塩:化学処理由来として使用不可の可能性——抽出工程の詳細審査が必要
- フルボ酸鉄資材:腐植由来は可、合成品は不可——原料証明書の整備必須
EU有機(EC 2018/848)はAnnexに海藻抽出物を明示的にリストし日本より使用範囲が広い。Phycaは農研機構と連携し、「製造工程文書化→認証機関への事前相談→試験施用での適合確認」の三段階プロセスを進めている。国内有機農業面積(約2.6万ha、2023年)への参入経路を開く。