藻場が支える沿岸漁業:漁協との共創モデル

🐟ひとことで言うと:海の森がなくなると魚もアワビもいなくなる。漁師さんと一緒に海の森を育てて、みんなで利益を分け合う仕組みをつくっているよ。

日本の沿岸漁業は危機的状況にある。漁業就業者は14万人を割り込み、高齢化率は約40%。藻場の消失が水揚げ量低迷の直接原因の一つだ。

Phycaは漁業協同組合を共同事業者として巻き込む。藻場回復による漁獲量増加とJ-ブルークレジット収益を漁協に還元し、持続的な管理インセンティブを生む。JFE岩美での3.6ha藻場形成がその先行事例だ。

  • J-ブルークレジット:7〜8万円/t(J-クレジットの9倍)
  • 漁協との収益シェアで管理コストを地域で賄う
  • 石垣島ゆいまーる牧場との連携モデル

共創モデルの経済設計と法的構造

漁業法第60条に基づく共同漁業権は漁協が保持し、外部事業者の介入には「共同事業契約」が不可欠。Phycaの経済設計:

  • 費用負担:BCMブロック施工・モニタリングをPhycaが先行投資(初期500〜1,000万円/ha)
  • クレジット配分:Jブルークレジット販売益の30〜40%を漁協へ(成功報酬型)
  • 漁獲増加:造成後3年で推計200〜400万円/ha/年の漁業収益回復
  • リスク設計:造成失敗時のコスト回収はPhyca負担(漁協リスクゼロ)

伊豆大島実証(7ヶ月で海中林形成、ヘラヤハズ・カニノテ・シマオオギ・アントクメ・ホンダワラ5種定着)がモデルの技術的実現可能性を証明。全国約900の沿岸漁協のうち磯焼け被害は推計600以上——潜在市場は極めて大きい。

Phycaの事業に関心をお持ちの方へ
藻場再生・ブルーカーボン事業の詳細、協業のご相談など
お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ